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WorkdayのAIエージェントがAWSやMS、GoogleCloudなどのエージェントと簡単に連携可能に

 Workdayは、「Workday Agent Partner Network」を発表しました。Workday Agent System of Record(以下、Workday ASOR)と連携する、AIエージェントの構築を支援するグローバルパートナーエコシステムだという。

 Accenture、Adobe、Amazon Web Services(AWS)、Auditoria.AI、Compa、Deloitte、Glean、Google Cloud、IBM、Kainos、KPMG、Microsoft、Paradox PwC、WorkBoardAIなどの企業がいち早くWorkdayと連携し、AIエージェントが業務の中核を担う未来に向けて、顧客をするとしている。

 加えてWorkdayは、「Agent Gateway」も発表。これによりユーザーは、Workday ASOR上でWorkdayおよびAI Agent Partner NetworkのAIエージェントをシームレスに連携、管理できるようになるとのことだ。

Workday ASOR

 Workday ASORは、人財管理と同様の方法でエージェントの採用、オンボーディング、責任の割り当て、成果を管理するためのツールを提供するソリューション。企業はエージェントのロールの明確な定義、アクセス可能なデータの制御、実行できるアクションの管理や、パフォーマンス管理が可能になるという。これにより、人間とエージェントがビジネス目標に向けて連携し、同じ方向を目指すことが可能になるとしている。

 エージェントがWorkday、パートナー、あるいはユーザー自身によって構築されたいずれのものであっても、Workday ASORはそれらが安全に、効率的に、そして信頼性を確保して運用されることを支援すると述べている。

Workday Agent Partner Networkによるメリット

 たとえば、採用担当者や採用マネージャーが面接のスケジュールを迅速に決定する必要がある場合、 Workday ASOR内でParadox の Interview Schedulingエージェントを活用できる。このエージェントはWorkday Recruitingと直接連携するため、スケジュールの調整、リマインダーの送信、候補者からの質問への回答など、面接プロセス全体を支援するとしている。

Agent Gateway:システムとパートナー間でAIエージェントを統合

 Agent Gatewayを使うことで、Workdayのパートナーは自社のAIエージェントを Workday ASORに簡単に連携可能に。モデルコンテキストプロトコル(MCP)やエージェント間プロトコル(A2A)などの共有プロトコルを使用することで、エージェントの開発元を問わず、シームレスに連携し情報をやりとりできるという。

Workday MarketplaceにAI エージェントが登場

 WorkdayおよびWorkdayのエージェントパートナーネットワークによるAIエージェントが、Workday Marketplaceで利用可能に。Workday Marketplaceで現在利用可能なIlluminate エージェントには、ビジネスプロセス最適化エージェント、会計監査エージェント、給与管理エージェント、リクルーターエージェント、タレントモビリティエージェントがあるとのこと。

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